キヌア 穀物

体に良い穀物キヌア

 

この穀物は、ヒユ科アカザ亜科アカザ属の植物で、南米アンデス山脈の高地で数千年前から食用に栽培されている穀物です。 健康的な体調管理に適する栄養バランスに優れたキヌアは、必須アミノ酸をすべて含み、機能性の豊富で完全食品とも称されます。

 

通常の精白米と比較して、低い炭水化物で、2倍のタンパク質、5倍の良質な脂質、8倍の食物繊維、10倍のカルシウムなどを含みます。 最近では日本でも健康食品としての認知度がチアシードと同時に高くなってきていますが、欧米では健康に関心の高い人たちの間で、レシピとしてすでにポピュラーな穀物でした。

 

まだ詳細な研究は進んでいませんが、穀物キヌアに含まれているサポニンは、コレステロールを下げることが期待され、女性ホルモンににているフィトエストロゲンは、更年期障害などの女性特有の疾患に効果があるとされています。 また抗酸化作用も高く、血圧も下げてくれるので、生活習慣病の予防にも効果的だと考えられています。

 

この植物は、米よりも小さい、丸い形をしています。 海外で見られるキヌアは、黒いものや赤いものもありますが、日本で見られる穀物はほとんどが白いものです。

 

調理方法は、米を炊くときと同じ要領で炊飯器や鍋で煮るなどし、芯まで硬くなくやわらかくします。 独特の臭みがありますが、穀物は何回か水洗いをすることで、ある程度は解消することができます。

 

ほとんど味がないので、料理の味を邪魔することなく、いろいろな料理に使うことができます。 つまり野菜サラダやスープに使用するのが一般的ですが、プチプチした独特の食感で、いろんな家庭料理に応用がきく食材といえます。

 

スーパー穀物と言われるほど栄養価が高いキヌアは、低カロリーのレシピでダイエットにもとても最適な食べ物でチアシードとこれは多く比較されます。 食物繊維が豊富に含まれているので、便通を促して便秘を解消し、肌にも効果的です。

 

カロリーを抑えることばかり考えて、これが必要な栄養がとれないことが多いダイエットですが、バランスよく栄養をとらないと、かえって健康を害する危険性もあり、ダイエットに失敗することも少なくありません。 その点では、キヌアを毎日の食生活に取り入れると、一日に必要な栄養素をとりつつ、カロリーを抑えることが可能です。

 

キヌアは、5000年以上前の古代インカ帝国の頃から畑で栽培されています。 「穀物の母」と称される神聖な作物と考えられていました。 これは一般的に栄養素が高い食材として知られる玄米よりも、このように栄養価が高く便秘の解消やコレステロール値の低下、または生活習慣病の予防、抗酸化作用、抗アレルギー作用などがあげられます。

 

メリットがたくさんあるキヌアですが、一方で過剰摂取をするとどうでしょうか。 比較するチアシードよりも弊害が起こるような可能性もあります。 ただ、これは他のどんな食材にもいえることで、体によいからといって同じ食材ばかりをずっとここで摂取するのは、体にはよくありません。

 

また医薬品ではありませんから、仮に多く摂取したからといって必ず効果があるということは断言できません。 あくまでも健康な体づくりの一端を担うレシピとして、キヌアの穀物を取り入れることをおすすめします。